米作り日誌/2012年5月13日
苗作り 4
苗が着々と育っています。
この時期はトンネルの覆いをはずしています。
ただし、朝方寒いようだと前日の夕方に覆いをしてやります。
成長してからは毎朝かかさず水やりをして、土の湿り具合を見ながら、午後からも水やりをするか判断します。
ついつい人の都合に合わせて作業をしてしまいがちですが、苗のことを考えながら作業するようにしています。
「ありゃ、気温が上がってきた!トンネルの換気をしてやらネバ」
「どりゃ、そろそろ水がほしい頃かな?水をやらネバ!」
「そりゃ、そろそろトンネルはずして外気に慣らしてやらネバ!」
甘やかして育てるとヒョロヒョロと軟弱な苗になり、厳しくしすぎると思うように育たなくなるので、その間くらいの「いい塩梅」で育てます。
こんな感じで気を揉みながら苗作りをしています。
うちのおばあさま曰く、ここ数年で一番の出来だそうです。
まだまだ理想の苗姿ではありませんが、少しホッとした瞬間でした。
今の苗は、種に蓄積されている栄養を吸収する時期から根から栄養を吸収する時期への転換期にさしかかるところです。
この時期に田んぼに植えると苗の生長がスムーズに行われます。
と言うことで、もうすぐ田植え。
約25日に渡る第1回目の苗作りは、もうすぐ終わりを迎えます。