米作り日誌/2013年7月10日
高温注意情報
梅雨明けしたとたんに、ピーカン。
とにかく暑いの一言につきます。
今日は気象庁から高温注意情報が発表されているようです。
昨日はほぼ一日草刈りをしていましたが、炎天下での作業はなかなかのハードワーク。
ここ数日、熱中症で病院に運ばれたというニュースを毎日耳にします。
まめな水分補給と適度な休憩をしながらの作業を心がけないといけません。
現在中干し中のヒノヒカリ。
田の土がひび割れてきました。
うちの田は粘土質なため、少しひび割れるくらい中干ししてやります。
そうすることで、中干し後、水をやった時に水がスーっと地下まで浸透し、十分な酸素を供給してくれるからです。
(砂質だと、ひび割れさせなくても水が浸透しやすく酸素も供給されやすい。一方で養分を保持する力は弱い。)
しかし、ひび割れがどんどん大きくなると、大事な大事な根を切ってしまうので、この辺で水をサーっとかけ流してやろうかと思っています。
コシヒカリは既に穂の基である幼穂(ようすい)が作られています。
ここからが米作りの正念場。
心なしか、我が家の猫サクラの表情にも気合いがにじみ出ています。
イネの葉を一枚一枚丁寧にはがしていくと、一番最後に出てくるのが幼穂で、この長さによって、穂が出る時期が逆算できます。
早いもので今月の25日前後かなと予測しています。
また、この時期になると、今まで以上に水を必要とするため、水やりはこまめに。
中干しによってイネの根は、畑根といわれる根に変わっていますが、このイネを長いこと水につけたままにしておくと、酸素不足で根腐れしてしまいます。
そのため、最初はササーっとかけてやり、その後は水がなくなったら入れて、またなくなったら入れてを繰り返してやり、酸素と水分の供給を並行して行います。
ここからの水の管理がとても重要なポイントになるので、これからが米作りの正念場です。