米作り日誌/2011年7月31日
カメムシ in コシヒカリ。
おそらく「ホソハリカメムシ」だと思います。
これらのカメムシは、イネ科植物の子実を好みます。
カメムシがイネを食べると、斑点米ができてしまい、品質が落ちてしまいます。
そこで、カメムシ対策を行います。
まずは、畦の草刈りを行うことでカメムシが寄ってこないような環境を作り、それでも飛来してくるものに対しては農薬でやっつけます。
畦に生えるイネ科雑草は、イネよりも先に穂(子実)を出します。
そこにカメムシがやってきて、やがてイネの穂が出ると、イネに移ってくるため、イネ科雑草の穂を極力出させないよう草刈りを行い、カメムシの田んぼ付近への飛来を防ぎます。
とは言え、どこからともなくヤツはやってくるので、次に農薬をまきます。
うちでは農薬を2回に分けて行っていますが、現在は、一度目の農薬をまき終えている状況です。
農薬についての説明は、また別の機会に書きたいと思います。