2011年7月31日 of nou style

米作り日誌/2011年7月31日

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2011-07-31
招かれざる客

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カメムシ in コシヒカリ。

おそらく「ホソハリカメムシ」だと思います。

これらのカメムシは、イネ科植物の子実を好みます。

カメムシがイネを食べると、斑点米ができてしまい、品質が落ちてしまいます。


そこで、カメムシ対策を行います。

まずは、畦の草刈りを行うことでカメムシが寄ってこないような環境を作り、それでも飛来してくるものに対しては農薬でやっつけます。

畦に生えるイネ科雑草は、イネよりも先に穂(子実)を出します。

そこにカメムシがやってきて、やがてイネの穂が出ると、イネに移ってくるため、イネ科雑草の穂を極力出させないよう草刈りを行い、カメムシの田んぼ付近への飛来を防ぎます。

とは言え、どこからともなくヤツはやってくるので、次に農薬をまきます。

うちでは農薬を2回に分けて行っていますが、現在は、一度目の農薬をまき終えている状況です。

農薬についての説明は、また別の機会に書きたいと思います。

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2011-07-31
穂肥

こちらはヒノヒカリです。

穂の元となる「幼穂(ようすい)」が作られる時期になりました。

この時期を幼穂形成期と言いますが、この時期には肥料をまきます。

それは穂の充実を目的としているため、「穂肥(ほごえ)」と呼んでいます。

今の時期は、イナ体の窒素がキレ始め、写真のように葉の色が薄緑色になっています。

穂肥をやると、窒素を吸収し、次第に葉色が緑色に戻ってきます。

このように葉の色は、イネに含まれる窒素量に応じて変化します。


明日から8月、

米作りもプロ野球と同様に、これから後半戦に突入します。