米作り日誌/2011年8月18日
ヒノヒカリも穂がちらほらと出始めました。
数週間前に多くみられたカメムシはあまり目立たず、その代わりイナゴが大量発生しています。
イネ食べられ放題です。
そこで一昨日、一回目の農薬をまきました。
気の毒ですが、一網打尽です。
今回使用した農薬の成分は、
・エトフェンプロックス…虫(ヨコバイ、ウンカなど)
・カルタップ…虫(葉を食べたり、汁を吸う害虫)
・トリシクラゾール…いもち病(カビ)
・バリダマイシン…紋枯病(細菌)
が含まれています。
農薬は、使用量、使用時期、使用回数が定められていて、特に使用時期や使用回数は、農薬の残留と深く関わりがあるため厳守します。
(使用量も守ります。)
農薬散布時はマスクをし、肌の露出を極力なくし、完全防備で行います。
使う道具は、背負い式の散布機とそれにつながれた長い筒状のビニール様のものです。
筒状のビニールには一定間隔で穴が開いており、散布機から勢いよく噴出された農薬が、その穴から出る仕組みです。
筒状のビニールが濡れないよう気をつけながら、田の形状に合わせて長さを調整しながら農薬をまいていきます。
そんなこんなで、どうにか無事終わりました。