米作り日誌/2011年8月30日
こちらは穂が垂れ始めたヒノヒカリです。
この時期に2回目の農薬をまきます。
それも昨日と今日で終わり、今期の農薬散布が全て終わりました。
今回使用した農薬は害虫駆除が目的で、その成分は、
BPMC…ウンカ類、ツマグロヨコバイ
MEP …カメムシ類、ニカメイチュウ
の2種類です。
MEPは通称「スミチオン」と言い、BPMCは通称「バッサ」と言います。
今回使用した農薬の商品名は「スミバッサ」
なるほど。
MEPは、メチルパラチオンという物質の構造をほんの一部換えたものだそうです。
メチルパラチオンは人に対して非常に強い毒性を持っています。
MEPは、このちょっとした構造変化により人に対する毒性が非常に低くなっています。
なかなか面白いものです。