米作り日誌/2012年8月2日
穂肥
こっちで、「バサ バサ バサッ」
あっちで、「バサ バサ バサッ」
そっちで、「バサ バサ バサッ」
今日、田を見て回ったところ、突然6匹ものキジが田んぼから飛んで行きました。
キジをみることは珍しくなく、しょっちゅう出くわしますが、こんな数のキジが同時に飛び立つのは初めてで、
思わず「なんじゃそりゃ(笑)」とつぶやいてしまうほどでした。
そんな中、ここ最近は「穂肥」なるものを田んぼにまいています。
その名のとおり、穂の登熟のための肥料です。
一般的には動噴と呼ばれる機械で畦からブァーっとまきますが、
我が家では昔から田に入り、手でエッチラオッチラまきます。
動噴の方が慣れれば均一にまけると言う人もいますが、我が家では手でまいた方が確実に均一にまけるという考えから、その方法をとっています。
とにかく時間と労力がかかるため、何日にも分けて行います。
とは言え人がやる仕事。
均一にまいていなければ、イネの葉色に差が出るのですぐ分かります。
はてさて、うまくまけたかどうか少し不安でもあります。
イネの間に巣を作っているクモです。
最近イナゴが目立つようになってきました。脱皮を繰り返し、どんどん大きくなってくるように感じます。
そこで活躍してくれるのが彼らです。
まだ比較的小さいイナゴならきっと彼らの巣でとらえることが出来るはず。
もう少ししたらカメムシも飛来してくると思います。
そこでも活躍してくれるのが彼らです。
彼らには期待しています。