米作り日誌/2012年7月22日
幼穂形成期
暑い日が続いています。
汗が止まりません。
でも汗をかくことが嫌じゃない今日この頃です。
ヒノヒカリは穂の元になる「幼穂(ようすい)」が出来始めました。
茎を根元から切り取り、葉をカッターで一枚一枚丁寧にむいていくと、茎の根元に現れる突起状のものが幼穂です。
(写真は幼穂の模式図と今回確認した幼穂です)
この幼穂の長さによりあとどのくらいで穂が出るか逆算することが出来ます。
また、この時期は特に水を必要とするため、田に水を入れてやります。
が、しかし、
これまで中干しと言われる田を乾かしていた状態にしていたため、急に水を入れてやると根ぐされを起こすので、最初はサラッと流す程度に水を入れてやります。
この方法は一般的に行われている方法ですが、少し疑問を感じる所もあり、謎を解明すべくただ今勉強中です。
畦に潜んでいたかめです。
じっとこちらを睨んでいます。
威嚇しているのか怯えているのか分かりませんが、結構愛らしい表情をしています。
鶴は千年、カメは万年といいますが、このカメは何歳くらいでしょうか?
何はともあれ、カメのようにゆっくりと着実に前に進みたいものです。