米作り日誌/2011年9月8日
コシヒカリ、カリトリ
本日、コシヒカリの収穫を終えました。
台風前に一日、台風後に二日、計三日間で刈り取りました。
イノシシの侵入や台風の襲来などいろいろありましたが、どうにかこうにか、無事収穫できたことに感謝です。
話は変わり、コシヒカリの品種について。
それぞれ品種には、栽培に適した気候や地域というのがあると思います。
今年は去年ほど高温ではありませんでしたが、これから温暖化等の影響で気温が上昇する可能性を考えると、米の品種も変えていかなくてはならないかもしれません。
その場合、我が家ではコシヒカリを真っ先に変えることになると思います。
コシヒカリは品種特性が優れ、ネームバリューもピカイチ、とてもよい品種ですが、この地域でその能力を最大限生かし切れているかよく分かりません。
そんな中、個人的に興味を持っているのは九州で開発された「にこまる」という品種です。
九州で主力品種のヒノヒカリについて、高温による品質低下が深刻化したことを受け開発された品種のようです。
そもそもヒノヒカリは九州で開発された品種ですが、その本家本元では気候が適さなくなってきているのかもしれません。
とは言え、我が家の米を買っていただいている方で、コシヒカリのファンの方もいらっしゃるので、これからどうしていくかじっくりと考えなくてはなりません。
少し長くなりましたが、そんなわけで、もうすぐ新米コシヒカリの販売を開始します。
それに併せて、お試し用として少量の販売も検討しています。
まずはお試しで少量買っていただき、おいしくなければ他で、おいしければまたうちで買っていただければと思っています。
近々ホームページでお知らせしますので、興味のある方はお気軽にご利用ください。